XML ドキュメント内の XML 以外のデータ書式を記述する表記を保持します。XML スキーマ表記の宣言は、XML 1.0 NOTATION 宣言の再構築となります。
<notation
id = ID
name = NCName
public = Public identifier per ISO 8879
system = anyURI
{any attributes with non-schema Namespace}...>
Content: (annotation?)
</notation>
属性
id
この要素の ID。id の値は ID 型である必要があり、この要素を含んでいるドキュメント内で一意である必要があります。省略可能です。
name
notation 要素の名前。この名前は、『XML Namespaces』の仕様に定義されているとおり、コロンを含まない名前 (NCName) である必要があります。名前はスキーマ内で一意である必要があります。
必ず指定します。
public
public ID に対応する URI 参照。DTD または外部エンティティの名前を指定するドキュメント プロローグ内の識別子。必ず指定します。
system
system ID に対応する URI 参照。ドキュメント、DTD、または外部エンティティに対応するローカルのシステム依存の識別子。名前は URI である必要があります。省略可能です。
要素情報
出現回数 |
無制限 |
親要素 |
|
コンテンツ |
例
ビューア アプリケーション viewer.exe
を使用する jpeg 表記の例を次に示します。
<?xml version="1.0"?>
<xs:schema xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">
<xs:notation name="jpeg" public="image/jpeg" system="viewer.exe" />
</xs:schema>
その他のリソース
詳細については、www.w3.org/TR/2001/REC-xmlschema-1-20010502/#element-all で公開されている、W3C 勧告『XML Schema Part 1: Structures』を参照してください。