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ICorDebugHeapValue2::CreateHandle メソッド

更新 : 2007 年 11 月

この ICorDebugHeapValue2 オブジェクトで表されるヒープ値に対して指定した型のハンドルを作成します。

HRESULT CreateHandle (
    [in] CorDebugHandleType      type, 
    [out] ICorDebugHandleValue   **ppHandle
);

パラメータ

  • type
    [入力] 作成するハンドルの型を指定する CorDebugHandleType 列挙体の値。

  • ppHandle
    [出力] このヒープ値に対する新しいハンドルを表す ICorDebugHandleValue オブジェクトのアドレスへのポインタ。

解説

ハンドルはヒープ値に関連付けられているアプリケーション ドメイン内に作成され、アプリケーション ドメインがアンロードされると無効になります。

同じヒープ値に対してこの関数を複数回呼び出すと、複数のハンドルが作成されます。ハンドルはガベージ コレクタのパフォーマンスに影響するので、デバッガで一度にアクティブにできるハンドルの数を比較的小さい値 (約 256) に制限する必要があります。

必要条件

プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー : CorDebug.idl

ライブラリ : CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン : 3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0

参照

参照

ICorDebugHeapValue2