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ICorDebugThread::EnumerateChains メソッド

更新 : 2007 年 11 月

この ICorDebugThread オブジェクト内のすべてのスタック チェーンを含む ICorDebugChainEnum 列挙子へのインターフェイス ポインタを取得します。

HRESULT EnumerateChains (
    [out] ICorDebugChainEnum **ppChains
);

パラメータ

  • ppChains
    [出力] このスレッド内のアクティブな (つまり、最新の) チェーンから開始して、すべての履歴チェーンを列挙できる ICorDebugChainEnum オブジェクトのアドレスへのポインタ。

解説

履歴チェーンは、スレッドの物理的な呼び出し履歴を表します。次の状況で、履歴チェーンの境界が作成されます。

  • マネージからアンマネージへの遷移、またはその逆。

  • コンテキストの切り替え。

  • デバッガによるユーザー スレッドのハイジャック。

単一のコンテキストでマネージ コードのみを実行している単純な状態のスレッドでは、スレッドと履歴チェーンの間で一対一の対応が存在します。

デバッガは、すべてのスレッドの物理的な呼び出し履歴を論理的な呼び出し履歴に再配置する場合があります。このとき、呼び出し元と呼び出し先の関係を使用してスレッドのすべてのチェーンが並べ替えられ、それらが再グループ化されます。

必要条件

プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー : CorDebug.idl

ライブラリ : CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン : 3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0、1.1、1.0

参照

参照

ICorDebugThread

ICorDebugThread2