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ISymUnmanagedBinder2::GetReaderForFile2 メソッド

更新 : 2007 年 11 月

メタデータ インターフェイスとファイル名を指定すると、モジュールに関連付けられたデバッグ シンボルを読み取る適切な ISymUnmanagedReader インターフェイスを返します。

このメソッドを使用すると、プログラム データベース (PDB) ファイルに対して、ISymUnmanagedBinder::GetReaderForFile メソッドよりも広範囲な検索を実行できます。

HRESULT GetReaderForFile2(
    [in]  IUnknown     *importer,
    [in]  const WCHAR  *fileName,
    [in]  const WCHAR  *searchPath,
    [in]  ULONG32      searchPolicy,
    [out,retval] ISymUnmanagedReader  **pRetVal);

パラメータ

  • importer
    [入力] メタデータ インポート インターフェイスへのポインタ。

  • fileName
    [入力] ファイル名へのポインタ。

  • searchPath
    [入力] 検索パスへのポインタ。

  • searchPolicy
    [入力] シンボル リーダーの検索を行うときに使用するポリシーを指定する CorSymSearchPolicyAttributes 列挙体の値。

  • pRetVal
    [出力] 返された ISymUnmanagedReader インターフェイスに設定されるポインタ。

戻り値

メソッドが成功した場合は S_OK を返します。それ以外の場合は E_FAIL またはその他のエラー コードを返します。

必要条件

ヘッダー : CorSym.idl

解説

このバージョンのメソッドでは、モジュールと同じ場所以外の領域の PDB ファイルを検索できます。検索ポリシーは CorSymSearchPolicyAttributes の組み合わせで制御できます。たとえば、AllowReferencePathAccess | AllowSymbolServerAccess を指定すると、実行可能ファイルと同じ場所およびシンボル サーバーの PDB が検索されますが、レジストリの照会や実行可能ファイルのパスの使用は行われません。searchPath パラメータを指定した場合、それらのディレクトリは常に検索されます。

参照

参照

ISymUnmanagedBinder2

ISymUnmanagedBinder::GetReaderForFile メソッド