更新 : 2007 年 11 月
初期値がゼロまたは null の、指定した型の値を作成します。
このメソッドは、.NET Framework Version 2.0 で互換性のために残されています。代わりに ICorDebugEval2::CreateValueForType を使用してください。
HRESULT CreateValue (
[in] CorElementType elementType,
[in] ICorDebugClass *pElementClass,
[out] ICorDebugValue **ppValue
);
パラメータ
elementType
[入力] 値の型を指定する CorElementType 列挙型の値。pElementClass
[入力] 型がプリミティブ型ではない場合の、値のクラスを指定する ICorDebugClass オブジェクトへのポインタ。ppValue
[出力] 値を表す ICorDebugValue オブジェクトのアドレスへのポインタ。
解説
CreateValue は、関数の評価で使用することを唯一の目的として、特定の型の ICorDebugValue オブジェクトを作成します。この値オブジェクトを使用すると、ユーザー定数をパラメータとして渡すことができます。
値の型がプリミティブ型の場合、初期値はゼロまたは null です。プリミティブ型の値を設定するには、ICorDebugGenericValue::SetValue を使用します。
elementType の値が ELEMENT_TYPE_CLASS の場合、null オブジェクト参照を表す ICorDebugReferenceValue (ppValue に返される) を取得します。このオブジェクトを使用すると、オブジェクト参照パラメータを持つ関数の評価に null を渡すことができます。ICorDebugValue を任意の値に設定することはできません。常に null を使用します。
必要条件
プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照
ヘッダー : CorDebug.idl
ライブラリ : CorGuids.lib
.NET Framework のバージョン : 1.1、1.0