ICorDebugProcess2::GetReferenceValueFromGCHandle メソッド

更新 : 2007 年 11 月

ガベージコレクションハンドルを持つ指定したマネージオブジェクトへの参照ポインタを取得します。

HRESULT GetReferenceValueFromGCHandle (
    [in]  UINT_PTR                 handle,
    [out] ICorDebugReferenceValue  **pOutValue
);

パラメータ

handle
[入力] ガベージコレクションハンドルを持つマネージオブジェクトへのポインタ。この値は IntPtr オブジェクトであり、マネージオブジェクトの GCHandle から取得できます。
pOutValue
[出力] 指定したマネージオブジェクトへの参照を表す ICorDebugReferenceValue オブジェクトのアドレスへのポインタ。

返される参照値とガベージコレクション参照値を混同しないでください。

返される参照は、通常の参照のように動作します。ブレークポイントの後もコードの実行が続行される場合は無効になります。対象のオブジェクトの有効期間は、参照値の有効期間の影響を受けません。

メモ :
GetReferenceValueFromGCHandle メソッドはハンドルを検証しません。したがって、無効なハンドルが渡された場合、GetReferenceValueFromGCHandle メソッドは、デバッガとデバッグ中のコードの両方を破損させる可能性があります。