ICLRDataTarget::SetThreadContext メソッド

2008-09-17

更新 : 2007 年 11 月

対象プロセス内の指定したスレッドの現在のコンテキストを設定します。このメソッドは、共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) のデータアクセスサービスによって呼び出されます。

HRESULT SetThreadContext (
    [in] ULONG32            threadID,
    [in] ULONG32            contextSize,
    [in, size_is(contextSize)] 
         BYTE               *context
);

パラメータ

threadID
[入力] 対象プロセス内のスレッドのオペレーティングシステム識別子。
contextSize
[入力] コンテキストのサイズ。
context
[入力] コンテキストを格納するバッファへのポインタ。

context バッファ内のデータは、Win32 CONTEXT 構造体の形式になります。コンテキストはプロセッサ固有のレジスタデータを指定するので、Win32 CONTEXT 構造体の定義は、プロセッサのアーキテクチャによって異なります。Win32 CONTEXT 構造体の定義については、WinNT.h ヘッダーファイルを参照してください。

解説

このメソッドは、デバッグアプリケーションの作成者が実装します。

必要条件

プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー : ClrData.idl

ライブラリ : CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン : 3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0

参照

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