更新 : 2007 年 11 月
ホストによって実装されているセキュリティ コンテキスト情報を共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) が保持できるようにします。
interface IHostSecurityContext : IUnknown {
HRESULT Capture (
[out] IHostSecurityContext** ppClonedContext
)
};
メソッド
メソッド |
説明 |
|---|---|
IHostSecurityManager::GetSecurityContext の呼び出しから返される IHostSecurityContext インスタンスの複製を取得します。 |
解説
ホストは、CLR およびユーザー コードを使用して、スレッド トークンへのすべてのコード アクセスを制御できます。また、コード アクセスが制約されている非同期操作またはコード ポイント全体にセキュリティ コンテキスト情報が完全に渡されるようにします。IHostSecurityContext は、ランタイムに対して非透過であるこのセキュリティ コンテキスト情報をカプセル化します。ランタイムは、Capture を使用してこの情報を取り込み、それをスレッド プールのワーカー アイテムのディスパッチ、ファイナライザの実行、およびモジュール コンストラクタとクラス コンストラクタ全体に移動します。
必要条件
プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照
ヘッダー : MSCorEE.idl
ライブラリ : MSCorEE.dll にリソースとして格納されていること
.NET Framework のバージョン : 3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0