更新 : 2007 年 11 月
パフォーマンス コンソール .NET CLR Exceptions カテゴリには、アプリケーションによってスローされた例外に関する情報を提供するカウンタが含まれます。これらのパフォーマンス カウンタについて、次の表で説明します。
パフォーマンス カウンタ |
説明 |
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# of Exceps Thrown |
アプリケーションの開始後にスローされた例外の総数を表示します。この数には、.NET 例外と .NET 例外に変換されるアンマネージ例外の両方が含まれます。たとえば、アンマネージ コードから返された HRESULT は、マネージ コードの例外に変換されます。 処理済みの例外と未処理の例外の両方がカウントされます。再スローされる例外は、再びカウントされます。 |
# of Exceps Thrown / Sec |
1 秒間にスローされた例外の数を表示します。この数には、.NET 例外と .NET 例外に変換されるアンマネージ例外の両方が含まれます。たとえば、アンマネージ コードから返された HRESULT は、マネージ コードの例外に変換されます。 処理済みの例外と未処理の例外の両方がカウントされます。このカウンタは、全時間を通しての平均値ではなく、最後の 2 回の収集で計測された値の差を収集の間隔で割った値が表示されます。多数 (数百) の例外がスローされた場合、このカウンタがパフォーマンス上問題があることを示します。 |
# of Filters / Sec |
1 秒間に実行された .NET 例外フィルタの数を表示します。例外フィルタは、例外が処理済みかどうかに関係なくカウントされます。 このカウンタは、全時間を通しての平均値ではなく、最後の 2 回の収集で計測された値の差を収集間隔で割った値が表示されます。 |
# of Finallys / Sec |
1 秒間に実行された finally ブロックの数を表示します。finally ブロックは、try ブロックがどのように終了されたかに関係なく必ず実行されます。例外に対して実行された finally ブロックだけがカウントされます。通常のコード パスで実行された finally ブロックは、このカウンタではカウントされません。 このカウンタは、全時間を通しての平均値ではなく、最後の 2 回の収集で計測された値の差を収集間隔で割った値が表示されます。 |
Throw to Catch Depth / Sec |
1 秒間に走査されたスタック フレーム (例外をスローしたフレームから例外を処理したフレームまで) の数を表示します。このカウンタは、例外ハンドラに入ったときに 0 にリセットされます。したがって、入れ子になった例外ではハンドラからハンドラへのスタックの深さを示します。 このカウンタは、全時間を通しての平均値ではなく、最後の 2 回の収集で計測された値の差を収集間隔で割った値が表示されます。 |