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LPOVERLAPPED_COMPLETION_ROUTINE 関数ポインタ

更新 : 2007 年 11 月

デバイスに対するオーバーラップした (つまり非同期) I/O が完了したときに、ホストに通知する関数を指します。

typedef VOID (*LPOVERLAPPED_COMPLETION_ROUTINE) (
        [in] DWORD  dwErrorCode,
        [in] DWORD  dwNumberOfBytesTransfered,
        [in] LPVOID lpOverlapped
);

パラメータ

  • dwErrorCode
    [入力] デバイスが閉じている場合は、エラー コードである値。それ以外の場合はゼロ。

    デバイスを閉じると、そのデバイスに対して保留されているすべての I/O は直ちに完了します。

  • dwNumberOfBytesTransfered
    [入力] I/O 操作によって転送されるバイト数。

  • lpOverlapped
    [入力] I/O 要求を完了するために使用される情報を格納する構造体へのポインタ。

解説

LPOVERLAPPED_COMPLETION_ROUTINE が指す関数はコールバック関数であり、ホスト アプリケーションの作成者によって実装される必要があります。コールバック関数は、完了した I/O 要求をホストが処理できるようにします。

必要条件

プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー : MSCorEE.idl

ライブラリ : MSCorWks.dll

.NET Framework のバージョン : 3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0、1.1、1.0

参照

その他の技術情報

ホスト グローバル静的関数