次の方法で共有

MSMQ トランスポート

ここでは、MSMQ トランスポートによって生成されるすべての例外を示します。

例外の一覧

リソース コード リソースの文字列

MsmqActiveDirectoryRequiresNativeTransfer

メッセージのバインディングを検証できませんでした。クライアントはメッセージを送信できません。バインディングのプロパティの競合が原因でこのエラーが発生しました。UseActiveDirectory は true に設定されており、QueueTransferProtocol は Native に設定されています。競合を解決するには、どちらかのプロパティを適切な値に変更してください。

MsmqAuthNoneRequiresProtectionNone

サービスのバインディングを検証できませんでした。サービスのエンドポイントまたはクライアントを開始できません。バインディングのプロパティの競合が原因でこのエラーが発生しました。MsmqAuthenticationMode が None に設定されている場合、MsmqProtectionLevel を None に設定する必要があります。競合を解決するには、どちらかのプロパティを適切な値に変更してください。

MsmqCustomRequiresPerAddDLQ

メッセージのバインディングを検証できませんでした。クライアントはメッセージを送信できません。DeadLetterQueue は Custom に設定されていますが、CustomDeadLetterQueue が指定されていません。CustomDeadLetterQueue プロパティで、各アプリケーションの配信不能メッセージ キューの URI を指定してください。

MsmqDeserializationError

XML メッセージの逆シリアル化時にエラーが発生しました。メッセージを受信できないため、破棄しました。

MsmqDLQNotWriteable

クライアントのバインディングを検証できませんでした。クライアントはメッセージを送信できません。指定された配信不能メッセージ キューが存在していないか書き込み不能です。このキューが存在しており、このキューに書き込むための適切な権限が割り当てられいることを確認してください。

MsmqGetPrivateComputerInformationError

バージョン チェックが、指定されたエラーで失敗しました。MSMQ のバージョンを検出できません。キューにあるチャネルでのすべての操作は失敗します。MSMQ がインストールされており、使用可能であることを確認してください。

MsmqNoAssurancesForVolatile

サービスのバインディングを検証できませんでした。サービスのエンドポイントまたはクライアントを開始できません。ExactlyOnce プロパティは true に設定されており、Durable プロパティは false に設定されていますが、これはサポートされていません。競合を解決するには、どちらかのプロパティを適切な値に変更してください。

MsmqNonTransactionalQueueNeeded

バインドと MSMQ キューの構成間で不整合が検出されました。サービス エンドポイントを開始できません。ExactlyOnce プロパティは false に設定されており、メッセージが読み取られるキューはトランザクション キューです。このエラーを修正するには、ExactlyOnce プロパティを true に設定するか、非トランザクション バインドを作成してください。

MsmqOpenError

指定されたキュー を開く際にエラーが発生しました。キューからメッセージを送受信できません。MSMQ がインストールされ、実行されていることを確認します。また、要求されたアクセス モードおよび認証を使用してキューを開いて利用できることも確認してください。

MsmqPathLookupError

指定されたキュー パス名を指定の形式名に変換中にエラーが発生しました。キュー内のチャネルに対するすべての操作が失敗しました。キュー アドレスが有効であることを確認してください。Active Directory 統合が有効になった状態で MSMQ がインストールされている必要があり、MSMQ にアクセスできる必要があります。

MsmqPerAppDLQRequiresCustom

クライアントのバインドの検証が失敗しました。クライアントはメッセージを送信できません。CustomDeadLetterQueue プロパティが設定されていますが、DeadLetterQueue プロパティが Custom に設定されていません。DeadLetterQueue プロパティを Custom に設定してください。

MsmqPerAppDLQRequiresExactlyOnce

クライアントのバインディングを検証できませんでした。クライアントはメッセージを送信できません。バインド プロパティ内の競合が原因です。カスタムの配信不能メッセージ キューを使用するには、ExactlyOnce を true に設定して競合を解決する必要があります。

MsmqPerAppDLQRequiresMsmq4

バインドと MSMQ の構成間で不整合が検出されました。クライアントはメッセージを送信できません。カスタムの配信不能メッセージ キューを使用するには、MSMQ Version 4.0 以降が必要です。MSMQ Version 4.0 以降がない場合は、DeadLetterQueue プロパティを System または None に設定してください。

MsmqReceiveError

キューからのメッセージを受信中にエラーが発生しました。MSMQ がインストールされ、実行されていることを確認します。また、このキューからの受信が可能であることを確認してください。

MsmqSameTransactionExpected

このセッションでトランザクション エラーが発生しました。セッション チャネルは途中終了されました。このセッション内のメッセージは送信も受信もできません。キュー内の 1 つのセッションを複数のトランザクションに関連付けることはできません。セッション内のすべてのメッセージが単一のトランザクションを使用して送信または受信されていることを確認してください。

MsmqSendError

指定されたキューへの送信中にエラーが発生しました。MSMQ がインストールされて実行されていることを確認してください。ローカル キューに送信している場合は、このキューが存在しており、必要なアクセス モードと権限が設定されていることを確認してください。

MsmqTimeSpanTooLarge

メッセージの Time to Live (TTL) が長すぎます。メッセージを送信できません。メッセージの Time To Live は Int32 の最大値を超えることはできません。

MsmqTokenProviderNeededForCertificates

X509SecurityTokenProvider が見つかりません。メッセージを送信できません。証明書認証モードには、X.509 トークン プロバイダが必要です。インストールされた証明書でセキュリティ トークン プロバイダが使用できることを確認します。

MsmqTransactedDLQExpected

バインドと MSMQ の構成間で不整合が発生しました。メッセージを送信できません。バインドで指定されたカスタムの配信不能メッセージ キューは、トランザクション キューである必要があります。カスタムの配信不能メッセージ キューのアドレスが正しいこと、およびこのキューがトランザクション キューであることを確認してください。

MsmqTransactionalQueueNeeded

バインドと MSMQ キューの構成間で不整合が発生しました。サービス エンドポイントを開始できません。ExactlyOnce プロパティは true に設定されており、メッセージが読み取られるキューはトランザクション キューではありません。このエラーを修正するには、ExactlyOnce プロパティを false に設定するか、このバインディング用のトランザクション キューを作成してください。

MsmqTransactionCurrentRequired

セッションでメッセージを送信するためにトランザクションを使用できません。キュー内のセッションにあるメッセージを送信するにはトランザクションが必要です。セッションでメッセージを送信するためにトランザクション範囲が指定されていることを確認してください。

MsmqTransactionRequired

トランザクションが必要ですが、使用できません。メッセージが送信または受信できません。メッセージを送信または受信するためのトランザクション範囲が指定されていることを確認してください。

MsmqUnsupportedSerializationFormat

逆シリアル化エラーが発生しました。メッセージを受信できないため、破棄しました。指定されたシリアル化形式はサポートされていません。

MsmqWrongPrivateQueueSyntax

URL が無効です。キューの URL に '$' 文字を使用することはできません。net.msmq://machine/private/queueName の構文を使用して、プライベート キューをアドレス指定してください。