方法 : メイン アプリケーション ウィンドウを取得および設定する

更新 : 2007 年 11 月

この例では、メイン アプリケーション ウィンドウを取得および設定する方法を示します。

使用例

Windows Presentation Foundation (WPF) アプリケーション内で最初にインスタンス化される Window が、Application によりメイン アプリケーション ウィンドウとして自動的に設定されます。インスタンス化される最初の Window は、通常、スタートアップ統一リソース識別子 (URI) として指定されたウィンドウになります (StartupUri を参照)。

最初の Window は、コードを使用してインスタンス化することもできます。たとえば、次に示すように、アプリケーションのスタートアップ中にウィンドウを開くような場合です。

public partial class App : Application
{
    void App_Startup(object sender, StartupEventArgs e)
    {
        MainWindow window = new MainWindow();
        window.Show();
    }
}

場合によっては、最初にインスタンス化される Window が、メイン アプリケーション ウィンドウでないこともあります (スプラッシュ スクリーンなど)。この場合は、次のようにマークアップを使用して、メイン アプリケーション ウィンドウを指定できます。

<Application 
    xmlns="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
    xmlns:x="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
    StartupUri="StartupWindow.xaml"
    >
  <Application.MainWindow>
    <NavigationWindow Source="MainPage.xaml" Visibility="Visible"></NavigationWindow>
  </Application.MainWindow>
</Application>

メイン ウィンドウの指定が自動か手動かにかかわらず、次のようなコードを使用すると、MainWindow からメイン ウィンドウを取得できます。

// Get the main window
Window mainWindow = this.MainWindow;