指定した XmlReader オブジェクトに格納されている XML データから XPathDocument クラスの新しいインスタンスを初期化します。
名前空間: System.Xml.XPath
アセンブリ: System.Xml (system.xml.dll 内)
構文
'宣言
Public Sub New ( _
reader As XmlReader _
)
'使用
Dim reader As XmlReader
Dim instance As New XPathDocument(reader)
public XPathDocument (
XmlReader reader
)
public:
XPathDocument (
XmlReader^ reader
)
public XPathDocument (
XmlReader reader
)
public function XPathDocument (
reader : XmlReader
)
パラメータ
- reader
XML データを格納している XmlReader オブジェクト。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
XML データでエラーが発生しました。XPathDocument が空です。 |
|
パラメータとして渡される XmlReader オブジェクトは null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。 |
解説
XmlReader オブジェクトを使用して、XML ドキュメント全体を XPathDocument に読み込むことができます。また、XML ドキュメントの一部だけを読み込むこともできます。XML ドキュメントの一部を XPathDocument に読み込むには、XmlReader オブジェクトを、データの読み込み元である XML ノードの最上位レベルに配置します。XPathDocument コンストラクタを使用して XPathDocument を作成する場合、データは現在の最上位ノードから読み込まれ、そのノードの終了タグに達するまで読み込みが続けられます。子ノードのデータはすべて含まれます。
XPathDocument コンストラクタを使用するときに考慮する必要がある重要な注意事項を次に示します。
XmlReader オブジェクトとそれに適切に関連付けられている XmlResolver オブジェクト設定を使用して、XML データ内のエンティティまたはその他の参照を解決できます。
XmlReader オブジェクトが、空白や属性ノードなど、ドキュメントのルート レベルでは有効ではない葉ノードに配置されている場合、XmlReader オブジェクトは、ルートで使用できるノードに配置されるまで読み取りを続行します。XPathDocument は、この時点で読み込みを開始します。
空白を保持するには、XmlSpace オブジェクトをパラメータとして受け入れる XPathDocument コンストラクタを使用します。
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
バージョン情報
.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0