COM+ コンテキストの consistent ビットを取得または設定します。
Public Shared Property MyTransactionVote As TransactionVote
[C#]
public static TransactionVote MyTransactionVote {get; set;}
[C++]
public: __property static TransactionVote get_MyTransactionVote();public: __property static void set_MyTransactionVote(TransactionVote);
[JScript]
public static function get MyTransactionVote() : TransactionVote;public static function set MyTransactionVote(TransactionVote);
プロパティ値
TransactionVote である Commit または Abort のいずれか。
例外
| 例外の種類 | 条件 |
|---|---|
| COMException | 使用できる COM+ コンテキストがありません。 |
解説
MyTransactionVote が Commit に設定されると、COM+ の consistent ビットが true に設定され、COM+ コンテキストはトランザクションをコミットしようとします。 MyTransactionVote が Abort に設定されると、 consistent ビットが false に設定され、COM+ コンテキストはトランザクションを中止しようとします。
consistent ビットは、対象トランザクションをコミットするかアボートするかを判断し、 done ビットはその処理を確定します。COM+ は、メソッド呼び出しが返されるときに done ビットが true に設定された場合、またはオブジェクトが非アクティブになった場合に consistent ビットを検査します。オブジェクトの consistent ビットは各メソッド内での呼び出しで繰り返し変更できますが、最後の変更だけが有効となります。
このプロパティは、Windows 2000 以降だけで使用できます。その他のプラットフォームでは、 PlatformNotSupportedException がスローされます。
必要条件
プラットフォーム: Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
.NET Framework セキュリティ:
- 直前の呼び出し元の完全信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細の参照先 : 部分信頼コードからのライブラリの使用
参照
ContextUtil クラス | ContextUtil メンバ | System.EnterpriseServices 名前空間