OleDbParameter.Value プロパティ

パラメータの値を取得または設定します。

Public Overridable Property Value As Object  Implements _   IDataParameter.Value
[C#]
public virtual object Value {get; set;}
[C++]
public: __property virtual Object* get_Value();public: __property virtual void set_Value(Object*);
[JScript]
public function get Value() : Object;public function set Value(Object);

プロパティ値

パラメータの値である Object 。既定値は null です。

実装

IDataParameter.Value

解説

入力パラメータでは、値は、サーバーに送信する OleDbCommand に連結されます。出力パラメータと戻り値パラメータでは、値は、 OleDbCommand の完了時および OleDbDataReader を閉じた後に設定されます。

null パラメータ値をサーバーに送信する場合、ユーザーは、null ではなく DBNull を指定する必要があります。システムの null 値は、値を持たない空のオブジェクトです。DBNull は、null 値を表すために使用します。

アプリケーションでデータベースの型を指定すると、プロバイダがサーバーにデータを送信するときに、連結された値がその型に変換されます。プロバイダが IConvertible インターフェイスをサポートしている場合は、値がどのような型であっても変換が試行されます。指定した型が値と互換性を持たない場合は、変換エラーが発生することがあります。

Value を設定すると、 DbType プロパティと OleDbType プロパティの両方が推論できるようになります。

Value プロパティは、 Update によって上書きされます。

使用例

[Visual Basic, C#, C++] OleDbParameter を作成し、そのプロパティの一部を設定する例を次に示します。

 
Public Sub CreateOleDbParameter()
    Dim myParameter As New OleDbParameter("Description", OleDbType.VarChar, 88)
    myParameter.Value = "garden hose"
End Sub 'CreateOleDbParameter

[C#] 
public void CreateOleDbParameter() 
 {
    OleDbParameter myParameter = new OleDbParameter("Description", OleDbType.VarChar, 88);
    myParameter.Value = "garden hose";
 }

[C++] 
public:
void CreateOleDbParameter() 
 {
    OleDbParameter* myParameter = new OleDbParameter(S"Description", OleDbType::VarChar, 88);
    myParameter->Value = S"garden hose";
 }

[JScript] JScript のサンプルはありません。Visual Basic、C#、および C++ のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタ ボタン をクリックします。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

OleDbParameter クラス | OleDbParameter メンバ | System.Data.OleDb 名前空間 | OleDbType | DbType