メモ : この名前空間、クラス、およびメンバは、.NET Framework Version 1.1 だけでサポートされています。
パラメータの値を取得または設定します。
Public Overridable Property Value As Object Implements _ IDataParameter.Value
[C#]
public virtual object Value {get; set;}
[C++]
public: __property virtual Object* get_Value();public: __property virtual void set_Value(Object*);
[JScript]
public function get Value() : Object;public function set Value(Object);
プロパティ値
パラメータの値を示す Object 。既定値は null です。
実装
解説
入力パラメータでは、値は、サーバーに送信する OdbcCommand にバインドされます。出力パラメータと戻り値パラメータでは、値は、 OdbcCommand の完了時および OdbcDataReader を閉じた後に設定されます。
null パラメータ値をサーバーに送信する場合、ユーザーは、null ではなく DBNull を指定する必要があります。システムの null 値は、値を持たない空のオブジェクトです。 DBNull は、null 値を表すために使用します。既定値が設定されたパラメータを指定したストアド プロシージャの呼び出しにパラメータを使用する場合、 Value を null に設定すると、既定値が使用されます。
アプリケーションでデータベースの型を指定すると、プロバイダがサーバーにデータを送信するときに、連結された値がその型に変換されます。プロバイダが IConvertible インターフェイスをサポートしている場合は、値の型が何であっても変換が試行されます。指定した型が値と互換性がない場合、変換エラーが発生する可能性があります。
Value を設定すると、 DbType プロパティと OdbcType プロパティの両方を推論できるようになります。該当する場合、パラメータ化されたステートメントの実行時に、サイズ、精度、および桁数も Value から推論できます。ただし、推論された値がユーザーに公開されることはありません。
Value プロパティは、 Update メソッドによって上書きされます。
使用例
[Visual Basic, C#, C++] OdbcParameter を作成し、そのプロパティの一部を設定する例を次に示します。
Public Sub CreateOdbcParameter()
Dim myParameter As New OdbcParameter("Description", OdbcType.VarChar, 88)
myParameter.Value = "garden hose"
End Sub 'CreateOdbcParameter
[C#]
public void CreateOdbcParameter()
{
OdbcParameter myParameter = new OdbcParameter("Description", OdbcType.VarChar, 88);
myParameter.Value = "garden hose";
}
[C++]
public:
void CreateOdbcParameter()
{
OdbcParameter* myParameter = new OdbcParameter(S"Description", OdbcType::VarChar, 88);
myParameter->Value = S"garden hose";
};
[JScript] JScript のサンプルはありません。Visual Basic、C#、および C++ のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタ ボタン .gif)
をクリックします。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
参照
OdbcParameter クラス | OdbcParameter メンバ | System.Data.Odbc 名前空間 | OdbcType | DbType