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IDesignerSerializationManager.ReportError メソッド

シリアル化時のエラーを報告します。

名前空間: System.ComponentModel.Design.Serialization
アセンブリ: System (system.dll 内)

構文

'宣言
Sub ReportError ( _
    errorInformation As Object _
)
'使用
Dim instance As IDesignerSerializationManager
Dim errorInformation As Object

instance.ReportError(errorInformation)
void ReportError (
    Object errorInformation
)
void ReportError (
    Object^ errorInformation
)
void ReportError (
    Object errorInformation
)
function ReportError (
    errorInformation : Object
)

パラメータ

  • errorInformation
    報告するエラー。この情報オブジェクトには、任意のオブジェクト型を使用できます。オブジェクトが例外である場合は、例外のメッセージが抽出され、ユーザーに報告されます。それ以外の型である場合は、ToString が呼び出され、ユーザーに対して情報が表示されます。

解説

シリアル化マネージャは、ReportError の実装で複数のエラーの記録をサポートしている場合、検出されたすべてのエラーをまとめて後から 1 つのレポートに出力できるようにエラー情報オブジェクトを保存しておく必要があります。このメソッドで複数のエラーが保存される場合、このメソッドを呼び出した後もシリアル化を続行できます。複数のエラーの記録がサポートされていない場合、このメソッドは例外をスローし、シリアル化を中止します。

注意

シリアル化マネージャは、シリアル化中に発生したエラーに対しては例外をスローしません。例外がスローされるのは、逆シリアル化中だけです。シリアル化中に例外がスローされると、本来ドキュメントの保存には失敗しないはずなため、ユーザーの混乱を招くことになります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework

サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目

IDesignerSerializationManager インターフェイス
IDesignerSerializationManager メンバ
System.ComponentModel.Design.Serialization 名前空間