この接続の操作に使用する COM 偽装レベルを取得または設定します。
Public Property Impersonation As ImpersonationLevel
[C#]
public ImpersonationLevel Impersonation {get; set;}
[C++]
public: __property ImpersonationLevel get_Impersonation();public: __property void set_Impersonation(ImpersonationLevel);
[JScript]
public function get Impersonation() : ImpersonationLevel;public function set Impersonation(ImpersonationLevel);
プロパティ値
この接続の操作に使用する COM 偽装レベル。既定値は ImpersonationLevel.Impersonate です。この値は、この接続で要求された操作を実行するときに WMI プロバイダがクライアントを偽装できることを示します。
解説
プロバイダが信頼性の高いアプリケーションまたはサービスの場合は、 ImpersonationLevel.Impersonate の設定が効果的です。これによってプロバイダは、要求された操作に対してクライアント ID およびアクセス許可のチェックを行う必要がなくなります。ただしプロバイダが何らかの理由で信頼性に欠ける場合に、クライアントの偽装を許可すると、セキュリティが脆弱になる可能性があります。この対策として、このプロパティに ImpersonationLevel.Identify などの低い値をクライアントによって設定されるようにすることをお勧めします。この場合は、十分なアクセス許可がないため、またはアクセス許可のチェックが完全に行われないため、プロバイダが要求された操作を実行するときに失敗する可能性があることに注意してください。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
.NET Framework セキュリティ:
- 直前の呼び出し元の完全信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細の参照先 : 部分信頼コードからのライブラリの使用
参照
ConnectionOptions クラス | ConnectionOptions メンバ | System.Management 名前空間