Url にある探索ドキュメントに記述されている XML Web サービスに動的にバインドします。
Public Sub Discover()
[C#]
public void Discover();
[C++]
public: void Discover();
[JScript]
public function Discover();
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
Exception | プロキシ クラスで定義されたバインディングが Url の探索ドキュメントに見つかりませんでした。 |
Exception | プロキシ クラスにバインディングが定義されていません。 |
解説
XML Web サービス クライアントは、 Discover メソッドを使ってプロキシ クラスで参照されている XML Web サービスを除き、1 つの XML Web サービスに動的にバインドできます。通常、 Url プロパティは XML Web サービスのベース アドレスを参照しますが、 Discover メソッドを呼び出す前に Url プロパティを探索ドキュメントの URL に設定します。 Discover メソッドを呼び出すと、プロキシ クラスで定義したバインディングと探索ドキュメントに一致項目があるか検索され、その一致項目に動的にバインドしようとします。一致した場合、その後のメソッドの呼び出しは探索ドキュメントに記述されている XML Web サービスに転送されます。
プロキシ クラスが Wsdl.exe ユーティリティで作成されている場合、そのプロキシ クラスは、 WebServiceBindingAttribute を使用して呼び出す XML Web サービス メソッドによって実装されるバインディングを定義します。XML Web サービスに複数のバインディングが実装される場合、Wsdl.exe ユーティリティはバインディングごとにプロキシ クラスを作成します。各プロキシ クラスには、バインディングの名前とその名前空間を定義する WebServiceBindingAttribute が適用されます。 Url プロパティを設定した探索ドキュメントには、同じバインディング名と名前空間を実装する XML Web サービスへの参照が格納されている必要があります。それ以外の場合は、例外がスローされます。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
参照
SoapHttpClientProtocol クラス | SoapHttpClientProtocol メンバ | System.Web.Services.Protocols 名前空間 | WebServiceBindingAttribute | XML Web サービス探索