指定したデリゲートが等しくないかどうかを判断します。
returnValue = Delegate.op_Inequality(d1, d2)
[C#]
public static bool operator !=(Delegated1,Delegated2);
[C++]
public: static bool op_Inequality(Delegate* d1,Delegate* d2);
[JScript]
returnValue = d1 != d2;
[Visual Basic] Visual Basic では、この型で定義されている演算子を使用することができます。ただし、独自に定義することはできません。Equals メソッドを Delegate 非等値演算子の代わりに使用することができます。
[JScript] JScript では、この型で定義されている演算子を使用することができます。ただし、独自に定義することはできません。
引数 [Visual Basic, JScript]
- d1
比較する最初のデリゲート。 - d2
比較する 2 番目のデリゲート。
パラメータ [C#, C++]
- d1
比較する最初のデリゲート。 - d2
比較する 2 番目のデリゲート。
戻り値
d1 が d2 と等しくない場合は true 。それ以外の場合は false 。
解説
2 つのデリゲートのメソッド、ターゲット、または呼び出しリストが異なる場合、2 つのデリゲートは等しくないと見なされます。
メソッドと比較対象が等しいかどうかを次のように比較します。
- 比較する 2 つのメソッドがどちらも静的メソッドであり、同じクラスの同じメソッドである場合、その 2 つのメソッドは等しいと見なされ、比較対象も等しいと見なされます。
- 比較する 2 つのメソッドがどちらもインスタンス メソッドであり、同じオブジェクトの同じメソッドである場合、その 2 つのメソッドは等しいと見なされ、比較対象も等しいと見なされます。
- それ以外の場合、メソッドは等しいとは見なされず、比較対象も等しいとは見なされません。
2 つの呼び出しリストのサイズが異なる場合、リストの順序が異なる場合、または一方のリストの 1 つ以上の要素が表すメソッドまたはターゲットが他方のリスト内の対応する要素が表すメソッドまたはターゲットと異なる場合、2 つの呼び出しリストは等しくありません。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET, Common Language Infrastructure (CLI) Standard
.NET Framework セキュリティ:
- ReflectionPermission (Type.InvokeMember などの機構を通じて遅延バインディングが呼び出されるときに必要なアクセス許可) ReflectionPermissionFlag.MemberAccess (関連する列挙体)