サービス アプリケーション情報をレジストリに書き込みます。このメソッドは、セットアップ ツールで使用されます。セットアップ ツールは適切なメソッドを自動的に呼び出します。
Overrides Public Sub Install( _
ByVal stateSaver As IDictionary _)
[C#]
public override void Install(IDictionarystateSaver);
[C++]
public: void Install(IDictionary* stateSaver);
[JScript]
public override function Install(
stateSaver : IDictionary);
パラメータ
- stateSaver
インストールに関連付けられているコンテキスト情報を格納する IDictionary 。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
ArgumentException | stateSaver が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。 |
解説
通常、コード内の ServiceProcessInstaller ではこのメソッドを呼び出しません。このメソッドを呼び出すのは、一般的にインストール ユーティリティだけです。インストール ユーティリティは、インストール プロセス中に、 ServiceProcessInstaller.Install メソッドを自動的に呼び出します。必要に応じて、インストール済みのすべてのコンポーネントで Rollback を呼び出すことによって、エラーを回復します。このメソッドは、基本クラスの Installer.Install メソッドにインストールを渡します。
通常、コード内の ServiceInstaller では、これらのメソッドを呼び出しません。これらのメソッドを呼び出すのは、一般にはインストール ユーティリティだけです。インストール ユーティリティは、インストール プロセス中に、 ServiceProcessInstaller.Install メソッドと ServiceInstaller.Install メソッドを自動的に呼び出します。必要に応じて、インストール済みのすべてのコンポーネントで Rollback (または ServiceInstaller.Rollback) を呼び出すことによって、エラーを回復します。
アプリケーションのインストール ルーチンは、既にインストールされているコンポーネントに関する情報を、プロジェクト インストーラの Installer.Context を使用して自動的に維持します。この状態情報は、 Install に stateSaver パラメータとして渡され、 ServiceProcessInstaller インスタンスとして継続的に更新されます。各 ServiceInstaller インスタンスは、ユーティリティでインストールされます。通常、コードではこの状態情報を明示的に変更する必要はありません。
Install は、基本クラスのメソッドによって、または BeforeInstall イベント ハンドラや AfterInstall イベント ハンドラによってスローされた例外を、呼び出す側のメソッドに渡します。
必要条件
プラットフォーム: Windows NT Server 4.0, Windows NT Workstation 4.0, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
.NET Framework セキュリティ:
- 直前の呼び出し元の完全信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細の参照先 : 部分信頼コードからのライブラリの使用
参照
ServiceProcessInstaller クラス | ServiceProcessInstaller メンバ | System.ServiceProcess 名前空間 | Rollback | Installer.Commit | Uninstall