LDAP 書式のフィルタ文字列を取得または設定します。
Public Property Filter As String
[C#]
public string Filter {get; set;}
[C++]
public: __property String* get_Filter();public: __property void set_Filter(String*);
[JScript]
public function get Filter() : String;public function set Filter(String);
プロパティ値
"(objectClass=user)" などの LDAP 書式の検索フィルタ文字列。既定は "(objectClass=*)" で、すべてのオブジェクトを取得します。
解説
フィルタは次のガイドラインを使用します。
- 文字列はかっこで囲む必要があります。
- 式には関係演算子、<、<=、=、>=、および > を使用できます。たとえば、"(objectClass=user)" のようにします。または、"(lastName>=Davis)" とします。
- 複合式は、プリフィックス演算子の & と | で記述します。. たとえば、"(&(objectClass=user)(lastName= Davis))" または、"(&(objectClass=printer)(|(building=42)(building=43)))" のようにします。
フィルタに ADS_UTC_TIME 型の属性が含まれる場合、その値は yymmddhhmmssZ の書式にする必要があります。y、m、d、h、m、および s は、それぞれ年、月、日、時間、分、および秒を表します。秒 (ss) の値は省略できます。最後の文字 Z は、時差がないことを意味します。この書式では、"1999 年 5 月 13 日 10:20:00 A.M." は "990513102000Z" になります。Active Directory は、日付と時刻を GMT 時間として格納することに注意してください。時差なしで時刻を指定した場合は、GMT 時間で時刻を指定したことになります。
GMT タイム ゾーン外の場合は、(Z を指定する代わりに) GMT に対する時差の値を追加して、現地のタイム ゾーンに従って時刻を指定できます。時差は、時差 = GMT- 現地時刻として計算します。時差を指定するには、書式 yymmddhhmmss [+/-] hhmm を使用します。たとえば、ニュージーランド標準時刻 (時差は 12 時間) での "1999 年 3 月 23 日 8:52:58 P.M." は、"19990323205258.0+1200" のように指定します。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
.NET Framework セキュリティ:
- 直前の呼び出し元の完全信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細の参照先 : 部分信頼コードからのライブラリの使用
参照
DirectorySearcher クラス | DirectorySearcher メンバ | System.DirectoryServices 名前空間