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XmlSchemaCollection.Add メソッド (String, XmlReader)

XmlReader に格納されているスキーマをスキーマ コレクションに追加します。

Overloads Public Function Add( _
   ByVal ns As String, _   ByVal reader As XmlReader _) As XmlSchema
[C#]
public XmlSchema Add(stringns,XmlReaderreader);
[C++]
public: XmlSchema* Add(String* ns,XmlReader* reader);
[JScript]
public function Add(
   ns : String,reader : XmlReader) : XmlSchema;

パラメータ

  • ns
    スキーマに関連付けられた名前空間 URI。XSD スキーマの場合、通常これは targetNamespace です。
  • reader
    追加するスキーマを格納する XmlReader

戻り値

スキーマ コレクションに追加される XmlSchema 。追加されるスキーマが XDR スキーマであるか、またはスキーマにコンパイル エラーがある場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing) 。

例外

例外の種類 条件
XmlSchemaException スキーマが、有効なスキーマではありません。

解説

ns が既にコレクションの別のスキーマに関連付けられている場合、コレクションの元のスキーマは追加されるスキーマに置き換えられます。

ns が null 参照 (Visual Basic では Nothing) で、追加されるスキーマが XML スキーマである場合、Add メソッドは、XML スキーマで定義された targetNamespace を使用して、コレクション内のスキーマを識別します。

include 要素および import 要素を通じて、または x-schema 属性を通じて、追加するスキーマに他の名前空間が含まれている場合は、アプリケーションの信頼レベルによって、これらの名前空間の解決方法が決まります。.NET Framework Version 1.0 では、常に既定の XmlUrlResolver が使用されます。

Fully-trusted code: ユーザー資格情報を持たない既定の XmlUrlResolver が外部リソースの解決に使用されます。これらのその他の名前空間のスキーマは、検証目的でだけ読み込まれます。元のスキーマとは異なり、これらのその他のスキーマは、スキーマ コレクションに明示的には追加されません。結果として、コレクション メソッドまたはコレクション プロパティのいずれを使用しても、これにはアクセスできません。認証を要求するネットワーク リソース上にこれらの外部リソースがある場合は、引数の 1 つとして XmlResolver を受け取るオーバーロードを使用し、 XmlResolver に必要な資格情報を指定してください。

Semi-trusted code: 外部参照が解決されていません。

メモ    XmlValidatingReader.Schemas プロパティを使用して XmlSchemaCollection にアクセスする場合、 Add メソッドは XmlValidatingReader.XmlResolver プロパティで指定された XmlResolver を使用します。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

XmlSchemaCollection クラス | XmlSchemaCollection メンバ | System.Xml.Schema 名前空間 | XmlSchemaCollection.Add オーバーロードの一覧