入力文字列内の指定した文字位置から開始し、 Regex コンストラクタで指定された正規表現によって定義された位置で、その入力文字列を指定した最大回数だけ分割します。
Overloads Public Function Split( _
ByVal input As String, _ ByVal count As Integer, _ ByVal startat As Integer _) As String()
[C#]
public string[] Split(stringinput,intcount,intstartat);
[C++]
public: String* Split(String* input,intcount,intstartat) __gc[];
[JScript]
public function Split(
input : String,count : int,startat : int) : String[];
パラメータ
- input
分割対象の文字列。 - count
返される配列要素の最大数。 - startat
入力文字列中で検索を開始する文字位置。
戻り値
文字列の配列。
解説
Regex.Split メソッドは Split メソッドに似ていますが、このメソッドは、正規表現によって決定される区切り記号の位置で、文字のセットではなく文字列を分割します。 count を指定した場合、文字列は最大で count の文字列に分割されます。最後の文字列には、文字列の残りの未分割部分が含まれます。 count の値が 0 の場合、既定の動作により、文字列が可能な限り多くの文字列に分割されます。 startat が指定されている場合は、指定した位置から検索を開始できるように、最初の区切り記号が検索されます。たとえば、これは先行する空白をスキップする場合に使用できます。
また、キャプチャ グループが split 表現で使用されている場合、そのキャプチャ グループは分割された文字列配列に含まれます。次に例を示します。
Regex r = new Regex("(-)"); // Split on hyphens.
string[] s = r.Split("one-two-banana");
この例では、配列の項目 "one"、"-"、"two"、"-"、"banana" が生成されます。
正規表現が空の文字列と一致する可能性がある場合 (たとえば、x*)、Split は文字列を単一文字から成る文字列の配列に分割します。これは、空文字列の区切り記号はすべての場所で見つかる可能性があるためです。静的 Split メソッドは、正規表現パターンを指定して Regex オブジェクトを構築し、インスタンス メソッド Split を呼び出す操作と同じです。この静的メソッドは、 Regex オブジェクトを明示的に作成しなくても、正規表現を単独で 1 回だけ使用できるようにする目的で用意されています。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
参照
Regex クラス | Regex メンバ | System.Text.RegularExpressions 名前空間 | Regex.Split オーバーロードの一覧