特定のエラー HRESULT を使用して例外をスローします。
Overloads Public Shared Sub ThrowExceptionForHR( _
ByVal errorCode As Integer, _ ByVal errorInfo As IntPtr _)
[C#]
public static void ThrowExceptionForHR(interrorCode,IntPtrerrorInfo);
[C++]
public: static void ThrowExceptionForHR(interrorCode,IntPtrerrorInfo);
[JScript]
public static function ThrowExceptionForHR(
errorCode : int,errorInfo : IntPtr);
パラメータ
- errorCode
必要な例外に対応する HRESULT。 - errorInfo
COM オブジェクトが提供する IErrorInfo インターフェイスへのポインタ。
解説
このメソッドは、指定したエラー HRESULT の例外オブジェクトを作成します。HRESULT が 0 または正の値 (成功コード) の場合、このメソッドは、例外を作成もスローもしないまま、終了します。
エラー HRESULT には、正しく定義された例外に割り当てられているものもあれば、定義された例外に割り当てられていないものもあります。HRESULT が定義された例外に割り当てられている場合は、 ThrowExceptionForHR が例外のインスタンスを作成し、それをスローします。それ以外の場合は、 System.Runtime.InteropServices.COMException のインスタンスを作成し、HRESULT を使用してエラー コード フィールドを初期化し、その例外をスローします。 errorInfo パラメータを使用すると、エラーに関する追加情報を取得できます。
各 HRESULT から .NET Framework の対応する例外クラスへの割り当てについては、「 HRESULT と例外 」を参照してください。
メモ このメソッドは SecurityAction.LinkDemand を使用して、信頼関係のないコードからの呼び出しを防ぎます。 SecurityPermissionAttribute.UnmanagedCode アクセス許可は、直前の呼び出し元にのみ要求されます。信頼性が一部しか確認されていないコードから呼び出すことができるコードの場合、ユーザー入力を検証せずに Marshal クラスに渡すことは避けてください。 LinkDemand メンバの使用に関する重要な制約事項については、「 Demand と LinkDemand 」を参照してください。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
.NET Framework セキュリティ:
- SecurityPermission (アンマネージ コードを操作するために必要なアクセス許可) SecurityPermissionFlag.UnmanagedCode (関連する列挙体)
参照
Marshal クラス | Marshal メンバ | System.Runtime.InteropServices 名前空間 | Marshal.ThrowExceptionForHR オーバーロードの一覧 | COMException