デバイス コンテキストを識別する指定のハンドルと、デバイスを識別する指定のハンドルから新しい Graphics オブジェクトを作成します。
Overloads Public Shared Function FromHdc( _
ByVal hdc As IntPtr, _ ByVal hdevice As IntPtr _) As Graphics
[C#]
public static Graphics FromHdc(IntPtrhdc,IntPtrhdevice);
[C++]
public: static Graphics* FromHdc(IntPtrhdc,IntPtrhdevice);
[JScript]
public static function FromHdc(
hdc : IntPtr,hdevice : IntPtr) : Graphics;
パラメータ
- hdc
デバイス コンテキストを識別するハンドル。 - hdevice
デバイスを識別するハンドル。
戻り値
このメソッドは、指定のデバイス コンテキストおよびデバイスの新しい Graphics オブジェクトを返します。
解説
表示デバイスに対応する ICM カラー プロファイルがある場合でも、GDI+ の既定では、そのプロファイルは使用されません。ICM を Graphics オブジェクトに対して有効にするには、SetICMMode 関数に HDC (および ICM_ON) を渡し、その HDC から Graphics オブジェクトを作成します。その後、 Graphics オブジェクトによって行われるすべての描画処理は、表示デバイスに対応する ICM プロファイルに従って調整されます。ICM を有効にすると、パフォーマンスは低下します。
Graphics.FromHdc を呼び出す時点でのデバイス コンテキストの状態 (マッピング モード、論理単位など) によって、 Graphics オブジェクトによるレンダリング処理が変わることがあります。
通常、デバイス ハンドルは、プリンタの特定の機能を問い合わせるために使用します。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
参照
Graphics クラス | Graphics メンバ | System.Drawing 名前空間 | Graphics.FromHdc オーバーロードの一覧