PropertyDescriptorCollection.Item プロパティ (Int32)

2008-03-28

指定したインデックス番号を持つ PropertyDescriptor を取得します。

[C#] C# では、このプロパティは PropertyDescriptorCollection クラスのインデクサになります。

Overloads Public Overridable Default ReadOnly Property Item( _
   ByVal index As Integer _) As PropertyDescriptor
[C#]
public virtual PropertyDescriptor this[intindex] {get;}
[C++]
public: __property virtual PropertyDescriptor* get_Item(intindex);
[JScript]
returnValue = PropertyDescriptorCollectionObject.Item(index);またはreturnValue = PropertyDescriptorCollectionObject(index);

[JScript] JScript では、この型で定義されている既定のインデックスプロパティを使用することができます。しかし、独自のインデックスプロパティを明示的に定義することはできません。ただし、このクラスの expando 属性を指定すると、既定のインデックスプロパティが提供されます。提供されるインデックスプロパティの型は Object 型であり、インデックス型は String になります。

引数 [JScript]

index
コレクションから取得する PropertyDescriptor の 0 から始まるインデックス。

パラメータ [Visual Basic, C#, C++]

index
コレクションから取得する PropertyDescriptor の 0 から始まるインデックス。

プロパティ値

指定したインデックス番号を持つ PropertyDescriptor 。

例外

例外の種類	条件
IndexOutOfRangeException	index パラメータが、 Item に対して有効なインデックスではありません。

解説

インデックス番号は 0 から始まっています。したがって、特定の PropertyDescriptor にアクセスするには、その PropertyDescriptor の位置を表す数値から 1 を引いた数値を使用する必要があります。たとえば、3 番目の PropertyDescriptor を取得するには、 myColl[2] と指定する必要があります。

使用例

[Visual Basic, C#, C++] Item プロパティを使用して、インデックス番号で指定した PropertyDescriptor の名前をテキストボックスに出力する例を次に示します。インデックス番号は 0 から始まるため、この例では 2 番目の PropertyDescriptor の名前が出力されます。この例は、 button1 がフォーム上でインスタンス化されていることを前提としています。

 
Private Sub PrintIndexItem()
    ' Creates a new collection and assigns it the properties for button1.
    Dim properties As PropertyDescriptorCollection = TypeDescriptor.GetProperties(button1)
       
    ' Prints the second property's name.
    textBox1.Text = properties(1).ToString()
End Sub


[C#] 
private void PrintIndexItem() {
    // Creates a new collection and assigns it the properties for button1.
    PropertyDescriptorCollection properties = TypeDescriptor.GetProperties(button1);
 
    // Prints the second property's name.
    textBox1.Text = properties[1].ToString();
 }


[C++] 
private:
void PrintIndexItem() {
    // Creates a new collection and assigns it the properties for button1.
    PropertyDescriptorCollection* properties = TypeDescriptor::GetProperties(button1);
 
    // Prints the second property's name.
    textBox1->Text = properties->Item[1]->ToString();
}

[JScript] JScript のサンプルはありません。Visual Basic、C#、および C++ のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタボタンをクリックします。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照