ドキュメントの最後のページが印刷されたときに発生します。
Public Event EndPrint As PrintEventHandler
[C#]
public event PrintEventHandler EndPrint;
[C++]
public: __event PrintEventHandler* EndPrint;
[JScript] JScript では、このクラスで定義されているイベントを処理できます。ただし、独自に定義することはできません。
イベント データ
イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、PrintEventArgs 型の引数を受け取りました。次の PrintEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
| Cancel (CancelEventArgs から継承されます) | イベントをキャンセルするかどうかを示す値を取得または設定します。 |
解説
通常、 EndPrint イベントを処理して、フォント、ファイル ストリーム、および印刷プロセスで使用されたフォントのようなその他のリソースを解放します。
PrintPage イベントの PrintPageEventArgs.HasMorePages プロパティを false に設定することによって、印刷するページが終了したことを示します。 EndPrint イベントは、印刷プロセスがキャンセルされた場合、または印刷プロセスの途中で例外が発生した場合にも発生します。
イベントをイベント ハンドラに関連付けるには、 PrintEventHandler デリゲートのインスタンスをイベントに追加します。イベント ハンドラは、該当するイベントが発生すると必ず呼び出されます。デリゲートを使用したイベント処理の詳細については、「 イベントとデリゲート 」を参照してください。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
参照
PrintDocument クラス | PrintDocument メンバ | System.Drawing.Printing 名前空間 | PrintEventHandler | PrintEventArgs | BeginPrint | PrintPage | QueryPageSettings