次の方法で共有


OpCodes.Break フィールド

ブレークポイントがトリップしたことをデバッガに通知するように、Common Language Infrastructure (CLI) に通知します。

Public Shared ReadOnly Break As OpCode
[C#]
public static readonly OpCode Break;
[C++]
public: static OpCode Break;
[JScript]
public static var Break : OpCode;

解説

命令の 16 進数の形式、MSIL (Microsoft Intermediate Language) アセンブリ形式、および簡単な説明の一覧を次の表に示します。

形式 アセンブリ形式 説明
01 break ブレークポイントに達したことをデバッガに通知します。

この演算によって実行される評価スタック動作はありません。

break 命令は、デバッグをサポートします。これは、ブレークポイントがトリップされたことをデバッガに通知するように、CLI に指示します。これは、インタープリタの状態にその他の影響を与えません。

break 命令はサイズが最も小さい命令で、ブレークポイントでのコード パッチを有効にし、前後のコードへの影響を最小限にします。

break 命令は、デバッガをトラップするか、何も実行しないか、またはセキュリティ例外を設定します。どの動作をするかは実装で定義されています。

break オペコードを使用できる Emit コンストラクタ オーバーロードを次に示します。

  • ILGenerator.Emit(OpCode)

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

OpCodes クラス | OpCodes メンバ | System.Reflection.Emit 名前空間