次の方法で共有


XML Web サービス ディレクトリ

特定の XML Web サービスをなんらかの検索手段を使用せずに見つけることは、インターネット上の他のリソースを検索する場合と同様に、事実上不可能です。XML Web サービス ディレクトリは、XML Web サービス プロバイダが自身の有効な XML Web サービスに関する情報を公開できる、サービス センターのような場所です。このディレクトリは、それ自体が XML Web サービスである場合もあります。その場合は、プログラムによってアクセスでき、XML Web サービス クライアントから送られてきたクエリに応答して検索結果を提供できます。特定の目的のための XML Web サービスを提供する組織を検索したり、特定の組織が提供する XML Web サービスを確認するために、XML Web サービス ディレクトリを使用する必要が生じる場合があります。

UDDI (Universal Description, Discovery, and Integration) 仕様は、XML Web サービスに関する情報を公開したり、探索したりする標準の方法を定義しています。UDDI に関連付けられた XML スキーマは、発行された XML Web サービスを開発者が使用できるようにする 4 種類の情報を定義します。この 4 種類の情報とは、ビジネス情報、サービス情報、バインディング情報、およびサービスの仕様に関する情報です。

UDDI プロジェクトのコア コンポーネントである UDDI Business Registry によって、企業は他の組織によって公開された XML Web サービスに関する情報をプログラムによって検索できるようになります。開発者は、UDDI Business Registry を使用して、探索ドキュメントやサービスの説明を検索できます。詳細については、UDDI の Web サイト (http://uddi.microsoft.com) を参照してください。

参照

XML Web サービス インフラストラクチャ | XML Web サービス探索