指定したアドレスの指定したメモリ ブロックを指定のサイズと初期値に初期化します。
Public Shared ReadOnly Initblk As OpCode
[C#]
public static readonly OpCode Initblk;
[C++]
public: static OpCode Initblk;
[JScript]
public static var Initblk : OpCode;
解説
命令の 16 進数の形式、MSIL (Microsoft Intermediate Language) アセンブリ形式、および簡単な説明の一覧を次の表に示します。
形式 | アセンブリ形式 | 説明 |
---|---|---|
FE 18 | initblk | メモリ ブロック内の各位置を指定値に設定します。 |
スタックの遷移動作を順番に示すと、次のようになります。
- 始点アドレスがスタックにプッシュされます。
- 初期値がスタックにプッシュされます。
- 初期化するバイト数がスタックにプッシュされます。
- スタックからバイト数、初期値、および始点アドレスがポップされ、これらの値に従って初期化が実行されます。
initblk 命令は、指定したアドレス (natural int 、 & 、または * の各型) から開始するバイト数 (unsigned int32) を初期値 (unsigned int8 型) に設定します。 initblk は、始点アドレスがコンピュータの通常サイズに合わせて配置されているものと見なします。
initblk 命令の演算は、直前に Volatile プリフィックス命令または Unaligned プリフィックス命令を置くことによって変更できます。
無効なアドレスが検出されると、 NullReferenceException がスローされることがあります。
initblk オペコードを使用できる Emit コンストラクタ オーバーロードを次に示します。
- ILGenerator.Emit(OpCode)
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ