シリアル化中に、ストリームの転送元のコンテキストまたは転送先のコンテキストを指定するフラグのセットを定義します。
この列挙体には、メンバ値をビットごとに演算するための FlagsAttribute 属性が含まれています。
<Flags>
<Serializable>
Public Enum StreamingContextStates
[C#]
[Flags]
[Serializable]
public enum StreamingContextStates
[C++]
[Flags]
[Serializable]
__value public enum StreamingContextStates
[JScript]
public
Flags
Serializable
enum StreamingContextStates
メンバ
メンバ名 | 説明 | 値 |
---|---|---|
All | シリアル化データが、ほかの任意のコンテキストから送信または受信できることを指定します。 | 255 |
Clone | オブジェクト グラフのクローンを作成することを指定します。クローンが作成されたグラフは、同じプロセス内で存在し続け、ハンドルまたはその他のアンマネージ リソースへの参照に安全にアクセスできることをユーザーは想定できます。 | 64 |
CrossAppDomain | 転送元のコンテキストまたは転送先のコンテキストが異なる AppDomain であることを指定します。AppDomains については、「 アプリケーション ドメイン 」を参照してください。 | 128 |
CrossMachine | 転送元のコンテキストまたは転送先のコンテキストが異なるコンピュータであることを指定します。 | 2 |
CrossProcess | 転送元のコンテキストまたは転送先のコンテキストが、同じコンピュータ上の異なるプロセスであることを指定します。 | 1 |
File | 転送元のコンテキストまたは転送先のコンテキストがファイルであることを指定します。ファイルはファイルを作成したプロセスよりも長く存在し、逆シリアル化で現在のプロセスから任意のデータにアクセスすることを要求するような方法ではオブジェクトがシリアル化されないことをユーザーは想定できます。 | 4 |
Other | シリアル化コンテキストが未確認であることを指定します。 | 32 |
Persistence | 転送元のコンテキストまたは転送先のコンテキストが永続化ストアであることを指定します。永続化ストアには、データベース、ファイル、またはほかのバッキング ストアが含まれます。永続化データはこのデータを作成したプロセスよりも長く存在し、逆シリアル化で現在のプロセスから任意のデータにアクセスすることを要求するような方法ではオブジェクトがシリアル化されないことをユーザーは想定できます。 | 8 |
Remoting | 未確認の場所にあるコンテキストに対してデータがリモート処理されることを指定します。ユーザーは、このデータが同じコンピュータ上にあるかどうかを判断できません。 | 16 |
必要条件
名前空間: System.Runtime.Serialization
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)