2 つの符号なしの値を除算し、剰余を評価スタックにプッシュします。
Public Shared ReadOnly Rem_Un As OpCode
[C#]
public static readonly OpCode Rem_Un;
[C++]
public: static OpCode Rem_Un;
[JScript]
public static var Rem_Un : OpCode;
解説
命令の 16 進数の形式、MSIL (Microsoft Intermediate Language) アセンブリ形式、および簡単な説明の一覧を次の表に示します。
| 形式 | アセンブリ形式 | 説明 |
|---|---|---|
| 5E | rem.un | 符号なしの value1 を符号なしの value2 で除算して得られる剰余をスタックにプッシュします。 |
スタックの遷移動作を順番に示すと、次のようになります。
- value1 がスタックにプッシュされます。
- value2 がスタックにプッシュされます。
- value2 と value1 がスタックからポップされ、 value1 div value2 の剰余が計算されます。
- 結果がスタックにプッシュされます。
result = value1 rem.un value2 が満たしている条件を次に示します。
result = value1 - value2 x(value1 div.un value2)、および
0 = result < value2 、ここで div.un は、符号なし除算命令です。
rem.un 命令は、 result を計算し、スタックにプッシュします。 Rem.un はその引数を符号なし整数として扱いますが、 Rem はその引数を符号付き整数として扱います。
浮動小数点数の場合、 Rem.un は指定されません。
value2 が 0 の場合、整数演算は DivideByZeroException をスローします。
rem.un オペコードを使用できる Emit コンストラクタ オーバーロードを次に示します。
- ILGenerator.Emit(OpCode)
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ