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ServiceBase.OnCustomCommand メソッド

派生クラスに実装されると、 OnCustomCommand は、サービス コントロール マネージャ (SCM) でカスタム コマンドがサービスに渡されるときに、実行されます。パラメータ値が設定されているコマンドの発生時に実行されるアクションを指定します。

Protected Overridable Sub OnCustomCommand( _
   ByVal command As Integer _)
[C#]
protected virtual void OnCustomCommand(intcommand);
[C++]
protected: virtual void OnCustomCommand(intcommand);
[JScript]
protected function OnCustomCommand(
   command : int);

パラメータ

  • command
    サービスに送信されたコマンド メッセージ。

解説

OnCustomCommand を使用すると、サービスの開始、停止、一時中断、継続以外の追加機能を指定できます。

SCM は、サービスが渡された command パラメータをサポートするかどうかを確認するためにカスタム コマンドをチェックしません。SCM はカスタム コマンドを直接サービスに渡します。サービスが command パラメータを認識しない場合は、何も実行されません。

カスタム コマンドは、 ServiceController コンポーネントの ExecuteCommand ステートメントで発生します。switch ステートメントまたは if..then 条件を使用して、サービスで定義するカスタム コマンドを処理します。

アプリケーションで定義できるカスタム コマンドの値、または OnCustomCommand で使用できるカスタム コマンドの値は、128 ～ 256 の値だけです。128 未満の整数は、システムで予約される値になります。

AutoLog プロパティが true の場合、カスタム コマンドは、他のすべてのコマンドと同じように、エントリをイベント ログに書き込んで、メソッドの実行が成功したかどうかをレポートします。

必要条件

プラットフォーム: Windows NT Server 4.0, Windows NT Workstation 4.0, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

.NET Framework セキュリティ:

参照

ServiceBase クラス | ServiceBase メンバ | System.ServiceProcess 名前空間 | OnContinue | OnPause | OnPowerEvent | OnShutdown | OnStart | OnStop