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IsolatedStorage.MaximumSize プロパティ

分離ストレージに使用できる最大空き容量を表す値を取得します。派生クラスでオーバーライドするときに、この値の計測単位を変更できます。

<CLSCompliant(False)>
Public Overridable ReadOnly Property MaximumSize As UInt64
[C#]
[CLSCompliant(false)]
public virtual ulong MaximumSize {get;}
[C++]
[CLSCompliant(false)]
public: __property virtual unsigned __int64 get_MaximumSize();
[JScript]
public
   CLSCompliant(false)
function get MaximumSize() : UInt64;

プロパティ値

分離ストレージ領域の最大容量 (バイト単位)。派生クラスでは、別の単位で値を返すことができます。

例外

例外の種類 条件
InvalidOperationException クォータが定義されていません。

解説

MaximumSize の既定の実装では、バイト単位で表される IsolatedStoragePermission.UserQuota の値が返されます。派生クラスでは、値を別の測定単位で表すことができます。このような実装の例として、分離ストレージ データベースがあります。

MaximumSize は設定できませんが、セキュリティ ポリシーでクォータを構成し、設定できます。コードは証拠に基づいて領域のクォータを受け取るため、同じコードでも、異なる証拠で実行される場合は異なるクォータを受け取ることがあります。たとえば、同じアプリケーションでも、ローカルで実行される場合とイントラネット上の共有から実行される場合とでは受け取るクォータが異なることがあります。 IsolatedStorageFile.MaximumSize は、このプロパティを実装しています。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

IsolatedStorage クラス | IsolatedStorage メンバ | System.IO.IsolatedStorage 名前空間