選択の種類を示す識別子を定義します。
この列挙体には、メンバ値をビットごとに演算するための FlagsAttribute 属性が含まれています。
<Flags>
<Serializable>
<ComVisible(True)>
Public Enum SelectionTypes
[C#]
[Flags]
[Serializable]
[ComVisible(true)]
public enum SelectionTypes
[C++]
[Flags]
[Serializable]
[ComVisible(true)]
__value public enum SelectionTypes
[JScript]
public
Flags
Serializable
ComVisible(true)
enum SelectionTypes
解説
デザイナ ドキュメントのコンポーネントは、 ISelectionService の SetSelectedComponents メソッドを使用して選択できます。一部のアクションは、選択されているコンポーネントや選択されているコンポーネント グループに対して実行されます。 ISelectionService は、現在の選択の種類を追跡します。選択の種類を示す識別子は、選択が 1 回のクリック、マウス ダウンまたはマウス アップのいずれの選択を使用して完了されたのか、その選択は以前の選択を置き換えるかどうか、または既定の選択モードを使用するかどうかを示します。
SetSelectedComponents メソッドで新しい選択を設定するときに選択の種類を指定するには、 SelectionTypes 列挙体を使用します。
メンバ
メンバ名 | 説明 | 値 |
---|---|---|
Click | ユーザーがコンポーネントをクリックしたときに発生する選択。新しく選択したコンポーネントが既に選択されている状態の場合、選択が解除されるのではなく、そのコンポーネントが主要選択コンポーネントになります。 | 16 |
MouseDown | マウス ポインタがコンポーネントの上にあるときにユーザーがマウス ボタンを押すと発生する選択。ポインタの下にあるコンポーネントが既に選択されている状態の場合、選択が解除されるのではなく、そのコンポーネントが主要選択コンポーネントになります。 | 4 |
MouseUp | コンポーネントが選択された直後にユーザーがマウス ボタンを離すと発生する選択。新しく選択したコンポーネントが既に選択されている状態の場合、選択が解除されるのではなく、そのコンポーネントが主要選択コンポーネントになります。 | 8 |
Normal | 通常の選択。選択サービスは、Ctrl キーと Shift キーに対応し、コンポーネントを選択範囲に含めたり、選択範囲から外したりする動作をサポートします。 | 1 |
Replace | 選択の内容が置き換えられたときに発生する選択。選択サービスは、現在の選択内容を別の内容で置き換えます。 | 2 |
Valid | 有効な選択の種類として、 Normal 、 Replace 、 MouseDown 、 MouseUp 、または Click を識別します。 | 31 |
必要条件
名前空間: System.ComponentModel.Design
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
アセンブリ: System (System.dll 内)
参照
System.ComponentModel.Design 名前空間 | SetSelectedComponents | ISelectionService