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OpCodes.Starg フィールド

評価スタックの一番上にある値を指定したインデックスの引数スロットに格納します。

Public Shared ReadOnly Starg As OpCode
[C#]
public static readonly OpCode Starg;
[C++]
public: static OpCode Starg;
[JScript]
public static var Starg : OpCode;

解説

命令の 16 進数の形式、MSIL (Microsoft Intermediate Language) アセンブリ形式、および簡単な説明の一覧を次の表に示します。

形式 アセンブリ形式 説明
FE OB < unsigned int16 > starg num 一番上の値をスタックからポップし、引数スロット num に格納します。

スタックの遷移動作を順番に示すと、次のようになります。

  1. 現在スタックの一番上にある値がポップされ、引数スロット num に配置されます。

starg 命令は、値をスタックからポップし、引数スロット num に格納します。値の型は、現在のメソッドのシグネチャで指定されている引数の型と一致している必要があります。

可変個引数リストをとるプロシージャの場合、 starg 命令は、最初の固定引数には使用できますが、シグネチャの可変部分の引数には使用できません。

4 バイト長より小さい整数値を保持している引数への格納を実行すると、スタックから引数に移動するときに値が切り詰められます。浮動小数点値は、ネイティブ サイズ (F 型) から引数に関連付けられたサイズに丸められます。

starg オペコードを使用できる Emit コンストラクタ オーバーロードを次に示します。

  • ILGenerator.Emit(OpCode, short)

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

OpCodes クラス | OpCodes メンバ | System.Reflection.Emit 名前空間