ユーザー定義のメソッドを格納している、仮想関数テーブル (VTBL) の最初のスロットを取得します。
Public Shared Function GetStartComSlot( _
ByVal t As Type _) As Integer
[C#]
public static int GetStartComSlot(Typet);
[C++]
public: static int GetStartComSlot(Type* t);
[JScript]
public static function GetStartComSlot(
t : Type) : int;
パラメータ
- t
インターフェイスを表す Type 。
戻り値
ユーザー定義のメソッドを格納している最初の VTBL (V テーブル) スロット。最初のスロットは、インターフェイスが IUnknown ベースの場合は 3 で、インターフェイスが IDispatch ベースの場合は 7 です。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
ArgumentException | t は COM から参照できません。 |
解説
このメソッドを呼び出すと、インターフェイスまたはクラスの V テーブル番号 (インデックス番号は 0 から開始) が返されます。クラスで使用した場合、返されるスロット番号はクラスのクラス インターフェイスを参照します。クラス インターフェイスがオート ディスパッチの場合、このメソッドは常に -1 を返します。これは、ディスパッチ専用インターフェイスはマネージ クライアントに V テーブルを公開しないことを表します。 GetStartComSlot および Marshal.GetEndComSlot を Marshal.GetMethodInfoForComSlot と組み合わせて使用すると、指定した範囲内でスロットを渡すことができます。クラス インターフェイスの追加情報については、「 クラス インターフェイスの概要 」を参照してください。
メモ このメソッドは SecurityAction.LinkDemand を使用して、信頼関係のないコードからの呼び出しを防ぎます。 SecurityPermissionAttribute.UnmanagedCode アクセス許可は、直前の呼び出し元にのみ要求されます。信頼性が一部しか確認されていないコードから呼び出すことができるコードの場合、ユーザー入力を検証せずに Marshal クラスに渡すことは避けてください。 LinkDemand メンバの使用に関する重要な制約事項については、「 Demand と LinkDemand 」を参照してください。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
.NET Framework セキュリティ:
- SecurityPermission (アンマネージ コードを操作するために必要なアクセス許可) SecurityPermissionFlag.UnmanagedCode (関連する列挙体)
参照
Marshal クラス | Marshal メンバ | System.Runtime.InteropServices 名前空間 | Marshal.GetEndComSlot | Marshal.GetMethodInfoForComSlot