Out-Default
既定のフォーマッタと既定の出力コマンドレットに出力を送信します。
構文
Out-Default
[-Transcript]
[-InputObject <PSObject>]
[<CommonParameters>]
説明
PowerShell は、最上位レベルのすべての対話型パイプラインの末尾に Out-Default
を自動的に追加します。
Out-Default
は、受け取ったオブジェクトを PowerShell フォーマット システムに渡します。 次に、書式設定された出力をコンソールに書き込みます。 このコマンドレットは、エンド ユーザーが使用することを意図していません。
例
例 1
このコマンドレットは、エンド ユーザーが直接実行することを意図したものではありませんが、実行することもできます。
Get-Process | Select-Object -First 5 | Out-Default
NPM(K) PM(M) WS(M) CPU(s) Id SI ProcessName
------ ----- ----- ------ -- -- -----------
12 2.56 5.20 0.00 7376 0 aesm_service
48 34.32 18.10 26.64 9320 13 AlertusDesktopAlert
24 13.97 12.74 0.77 12656 13 ApplicationFrameHost
8 1.79 4.41 0.00 8180 0 AppVShNotify
9 1.99 5.07 0.19 19320 13 AppVShNotify
Out-Default
を使用するとエラーはスローされませんが、明示的に呼び出されていない場合、出力は変更されません。
パラメーター
-InputObject
コマンドレットへの入力を受け入れます。
型: | PSObject |
配置: | Named |
規定値: | None |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | True |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-Transcript
このパラメーターを使用すると、出力は PowerShell トランスクリプトにのみ送信されます。
型: | SwitchParameter |
配置: | Named |
規定値: | None |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |