Microsoft HPC Pack を使用すると、クラスター管理者は、clusrun
を使用して、クラスター内の一連のノード間でコマンド ライン コマンドを並列で実行し、クライアント コンピューターでノード出力を収集できます。 Clusrun コマンドを使用すると、次のようなタスクを実行できます。
clusrun を使用してセットアップ コマンドまたはスクリプトを実行して一連のノードにアプリケーションをデプロイする (たとえば、\\server\share\setup.exe –unattend)
ノードの構成の設定または管理 (たとえば、net start SomeService)
コンピューティング ノードの構成に関する情報の収集 (ipconfig /all など)
Clusrun コマンドは、HPC ジョブ スケジューラ サービスを介して実行されます。 HPC ジョブ スケジューラ サービスは、clusrun コマンドに指定された各ノードで実行されるタスクを含むジョブを作成します。 クラスターに送信された clusrun コマンド (ジョブ) に関する情報 (コマンドの実行に成功または失敗したノードの詳細など) は、
clusrun コマンドの実行
実行コマンド アクション Node Management の使用は、clusrun コマンド ライン コマンドの実行と同じです。
clusrun コマンドを実行するには
ノード管理 の [ナビゲーション ウィンドウ] で、[ノードの] をクリックします。 ビュー ペインで、1 つ以上のノードを選択します。
選択内容を右クリックし、[コマンド
実行] をクリックします。 [コマンド を実行する
] ダイアログ ボックスで、有効なコマンドを入力し、[ 実行] をクリックします。 [出力] タブまたは [ノード別の 出力] タブをクリックして、各ノードの出力を表示します。
必要に応じて、[エクスポート]
クリックして出力を保存します。
その他の考慮事項
HPC コマンド ライン ツールを使用して、clusrun コマンドを実行できます。 HPC コマンド ライン ツールの詳細については、Microsoft HPC Pack コマンド リファレンスを参照してください。
HPC クラスター マネージャーの使用方法については、「HPC Cluster Managerの概要」を参照してください。