現在の Dataverse のコア オペレーションのメッセージ リクエスト データを、Azure Service Bus 上でリッスンするクラウド ホスト型アプリケーションに投稿することができます。 Dataverse でこの機能を有効にするには、このトピックで説明するタスクを実行する必要があります。
Dataverse 統合に向けた Azure の構成
承認に SAS を使用するには、Azure サービスバスに投稿された Dataverse メッセージをリスナー アプリケーションが読み取れるように、Azure ソリューションのルールと発行者を設定する必要があります。 さらに、Dataverse 発行者要求を受け入れるためのサービス バス規則を構成する必要があります。 Azure の設定には、プラグイン登録ツール (PRT) を使用することをお勧めします。
認証を構成する詳細な手順については、チュートリアル: Dataverse の統合に向けて Azure (SAS) を構成する を参照してください。
構成のテスト
Azure の統合を構成した後で、以下の追加タスクを実行する必要があります。
- リスナー アプリケーションを作成し、Azure Service Bus ソリューションのエンドポイントに登録します。 詳細については、Azure Service Bus ドキュメント を参照してください。
- Azure を意識したプラグインや Azure を意識したカスタム ワークフロー アクティビティを Dataverse で登録します。 詳細情報 :チュートリアル : プラグイン登録ツールを使用した Azure 対応プラグインの登録
- プラグインまたはユーザー定義ワークフロー活動の実行をトリガーするために必要な Dataverse の操作を実行します。
前述の手順がすべて正しく実行された場合、Dataverse のデータ コンテキストを含むメッセージが Azure キューまたはトピックに送信され、最終的にリスナー アプリケーションによって受信されます。 Power Apps Web アプリケーションの 詳細設定 のシステム ジョブ グリッドに移動し、関連するシステム ジョブのステータスを確認して、Azure Service Bus への投稿が成功したかどうかを確認できます。 エラーが発生した場合、システム ジョブのメッセージ セクションにエラーの詳細が表示されます。
参照
Azure 統合
プラグインを使用してビジネス プロセスを拡張する
Azure ソリューションの Dataverse データとの連携
Azure ソリューション用のリスナー アプリケーションの記述
Azure Service Bus とは何か