次の方法で共有


データセット コンポーネントの実装

このサンプル コンポーネントは、データセットを操作する際のユーザー エクスペリエンスを変更する方法を示します。 たとえば、テーブル ホームページのホームページ グリッドはテーブルとしてのみ表示されます。 独自の選択によってデータを表示できるコード コンポーネントを構築できます。 このサンプルは、通常の表形式グリッドではなく、タイルとしてレコードを表示します。

データセット グリッド コンポーネント。

使用可能な対象

モデル駆動型アプリ

コード

完全なサンプル コンポーネントは、こちら からダウンロードできます。

注意

一部のデータセット API メソッドは、キャンバス アプリにはまた対応していません。 データセット タイプのコンポーネントがキャンバス アプリにどのように実装されているかについては、キャンバス アプリに使用するデータセット コンポーネント を参照してください。

このサンプルでは、データセット タグでコンポーネント マニフェスト ファイルに定義された入力パラメータを使用します。 これはコンポーネントにバインドされる入力プロパティです。 

このコンポーネントには、コンポーネントに渡される div に追加される main div に追加されるふたつの重要なコンテナーがあります。  最初のコンテナーはビューからのレコード データを表示するタイルを保持し、2 番目のコンテナーは 1 ページに収まるように多くの領域を必要とするレコードがある時に表示される Load More button 用です。

両方のコンテナーが生成され updateView メソッドが呼び出されるたびに更新されます。 最初のコンテナーでは、列の情報とレコード数に基づいてタイルを生成します。 これにより、各レコードとその情報とともにタイルを確実に表示します。 レコードに次のページがある場合、さらに読み込むボタンが表示されます。すなわち 2 番目のコンテナーが表示され、結果セットにもうページがない場合は非表示になります。 

さらに読み込むボタンをクリックすると、レコードの次のページが読み込まれ、既存の結果セットに追加されます。ボタンを非表示や表示するロジックは、先にコードに示したものと同じです。  これはボタンにバインドされた onLoadMoreButtonClick メソッドで行われます。

toggleLoadMoreButtonWhenNeeded 関数は入力をデータ セットとして受け取り、データ セット、次のページがあるか、ボタンが非表示か表示かを確認し、ボタンを非表示や表示にします。 

onRowClick関数はその GUID 値を使用してレコードのコンテキストを添付して、NavigationAPIopenFormメソッドを呼び出してそれぞれのレコードを開きます。 このメソッドは、createGridBody メソッドの一部として生成される各タイルにバインドされます。

getSortedColumnsOnView メソッドはビューに定義された順序に基づいて列の一覧を返します。

サンプル コンポーネントをダウンロード
サンプルコンポーネントの使用方法
Power Apps Component Framework API の参照
Power Apps component framework のマニフェスト スキーマ リファレンス