図面内でイベントが永続可能かどうかを指定します。 読み取り専用です。
構文
式。 Persistable
式Event オブジェクトを表す変数。
戻り値
整数
注釈
Event オブジェクトの Persistable プロパティは、イベントが永続可能かどうか、つまりプログラム終了後も Microsoft Visio 図面に Event オブジェクトを保存できるかどうかを示します。 Event オブジェクトは、以下の条件に該当する場合に永続可能です。
Event オブジェクトのアクション コードが visActCodeRunAddon であること。 アクション コードが visActCodeAdvise の場合は、イベントは永続されないため、プログラム実行時に再作成する必要があります。
ソース オブジェクトの EventList コレクションに永続的なイベントを含めることができること。 ソース オブジェクトの PersistsEvents プロパティは、オブジェクトに永続的なイベントを含めらることができるかどうかを示します。 現在、永続的なイベントを含めることができるソース オブジェクトは、Document、Master、および Page オブジェクトのみです。
これらの条件を満たしている場合、次のイベントは永続可能です。
BeforeMasterDelete
BeforePageDelete
BeforeShapeDelete
DocumentOpened
DocumentCreated
MasterAdded
PageAdded
Event オブジェクトの Persistable プロパティは、イベントが永続可能かどうかを示しますが、Persistent プロパティは、イベントが実際に永続するかどうかを示します。 Event オブジェクトを初めて作成するとき、その Persistent プロパティは Persistable プロパティの値と同じ値に設定されます。 つまり、永続可能なイベントの Persistent プロパティは True に設定され、永続不可能なイベントの Persistent プロパティは False に設定されます。
永続しないイベントが存続できるのは、Event オブジェクト、Event オブジェクトを含む EventList オブジェクト、または EventList オブジェクトを含むソース オブジェクトで参照が保持されている間です。 これらのオブジェクトへの最後の参照が解放されると、永続可能でないイベントは存続できなくなります。
永続イベントの初期設定を変更するには、 Persistent プロパティを False に設定 します。 この場合、イベントはドキュメントと共に保持されません。 ただし、非永続イベントの Persistent プロパティを変更することはできません。そうしようとすると、例外が発生します。
注:
Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) プロジェクト内で処理されるイベントは永続します。
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