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Cell.RowName プロパティ (Visio)

Cell オブジェクトを含む行の名前を取得または設定します。 値の取得と設定が可能です。

構文

RowName

Cell オブジェクトを表す変数。

戻り値

文字列

注釈

図形の [User-Defined Cells]、[Shape Data]、[Connection Points] の各セクションにセルが含まれている場合、RowName プロパティは行の名前を取得または設定できます。 セルがこれらのセクションに含まれない場合、名前を設定または取得しようとするとエラーになります。

[Connection Points] セクションには、名前付きの行か名前なしの行が含まれますが、両方が同時に含まれることはありません。 [Connection Points] の名前なしの行の名前を取得すると、長さのない文字列 ("") が返されて、エラーにはなりません。 [Connection Points] の名前なしの行に名前を設定すると、目的の行に名前が割り当てられてセクション内の他の行もすべて、既定の名前 (Row_1、Row_2、など) が付いた名前付きの行に変換されます。 [Connection Points] セクションの名前付きの行に長さのない文字列 ("") を割り当てると、その名前付きの行が既定の名前にリセットされますが、名前なしの [Connection Points] 行に対するような影響はありません。

行の名前を変更すると、その行のセルを参照するセル オブジェクトが無効になるため、名前を再度割り当てる必要があります。 また、行の名前を変更すると、[Connection Points] の他の行が名前付き行となるため、それらの行内のセルへの参照を再度割り当てる必要があります。

注:

Microsoft Visio 2000 以降では、ローカル名とユニバーサル名の両方を使用して、Visio の図形、マスター、ドキュメント、ページ、行、アドオン、セル、ハイパーリンク、スタイル、フォント、マスター ショートカット、UI オブジェクト、レイヤーを参照できます。 たとえば、ユーザーが図形に名前を付けると、ユーザーはローカル名を指定します。 Microsoft Office Visio 2003 以降、シェイプシート スプレッドシートには、セルの数式と値にユニバーサル名のみが表示されます。 (以前のバージョンでは、ユニバーサル名はユーザー インターフェイスに表示されませんでした)。

汎用名をプログラム内で使用すると、ソリューションをローカライズするたびに名前を変更する必要がなくなります。 複数のオブジェクトのローカル名を取得する場合は、RowName メソッドを使用します。 複数のオブジェクトの汎用名を取得する場合は、RowNameU メソッドを使用します。

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