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DataLabel オブジェクト (PowerPoint)

グラフのデータ要素または近似曲線のデータ ラベルを表します。

注釈

データ系列の場合、 DataLabel オブジェクトは DataLabels コレクションのメンバーです。 DataLabels コレクションは各データ要素の DataLabel オブジェクトを含みます。 面グラフのデータ系列でデータ ラベルを項目名に設定した場合のように、各データ要素ごとに扱うことができないデータ系列では、DataLabels コレクションに含まれる DataLabel オブジェクトは 1 つだけです。

注:

[!メモ] 次のコードは Microsoft Word 用ですが、少し変更を加えることで PowerPoint に適用できます。

単一の DataLabel オブジェクトを返すには、DataLabels (index) を使用します。index はデータ ラベルのインデックス番号です。 次の使用例は、作業中のドキュメントで、最初のグラフの最初のデータ系列の 5 番目のデータ ラベルに、数値の表示形式を設定します。

With ActiveDocument.InlineShapes(1)

    If .HasChart Then

        .Chart.SeriesCollection(1).DataLabels(5).NumberFormat = "0.000"

    End If

End With


注:

[!メモ] 次のコードは Microsoft Word 用ですが、少し変更を加えることで PowerPoint に適用できます。

Point.DataLabel プロパティを使用して、1 つのポイントの DataLabel オブジェクトを取得します。 次の使用例は、作業中のドキュメントで最初のグラフの最初のデータ系列にある 2 番目のデータ要素のデータ ラベルをオンにして、データ ラベルの文字列を "Saturday" に設定します。

With ActiveDocument.InlineShapes(1)

    If .HasChart Then

        With .Chart.SeriesCollection(1).Points(2)

            .HasDataLabel = True

            .DataLabel.Text = "Saturday"

        End With

    End If

End With


注:

[!メモ] 次のコードは Microsoft Word 用ですが、少し変更を加えることで PowerPoint に適用できます。

近似曲線を対象にした場合、 Trendline.DataLabel プロパティは近似曲線と共に表示される文字列を返します。 返される文字列は、方程式か R-2 乗値で、両方が表示されているときは両方が返されます。 次の使用例は、作業中の文書の最初のグラフにあるデータ系列 1 の近似曲線 1 のラベルに、方程式の文字列だけが表示されるように設定します。

With ActiveDocument.InlineShapes(1)

    If .HasChart Then

        With .Chart.SeriesCollection(1).Trendlines(1)

            .DisplayRSquared = False

            .DisplayEquation = True

        End With

    End If

End With

関連項目

PowerPoint Object Model Reference

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