次の方法で共有


Sync.OpenVersion メソッド (Office)

現在開いているローカル バージョンの他に、共有ドキュメントの別のバージョンを開きます。

注:

Microsoft Office 2010 以降、このオブジェクトまたはメンバーは推奨されていないため、使用しないでください。

構文

OpenVersion (SyncVersionType)

Sync オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
SyncVersionType 必須 MsoSyncVersionType バージョンの種類です。

注釈

OpenVersion メソッドを使用して、現在開いているローカル バージョンと共に、最後に表示されたバージョン (msoSyncVersionLastViewed) または共有ドキュメントのサーバー コピー (msoSyncVersionServer) を開きます。

msoSyncVersionLastViewed オプションは、ユーザーがローカル コピーをサーバー コピーで上書きするたびに作成されるドキュメントのコピーを表示します。 たとえば、msoSyncConflictServerWins オプションを使用して ResolveConflict メソッドを呼び出すと、ローカルの変更が保存され、OpenVersion (msoSyncVersionLastViewed) を呼び出すことによって表示できます。

すべてのドキュメントの同期の問題には、トラップ可能な実行時エラーが発生します。 Sync オブジェクトを使用して操作を実行した後、Status プロパティを確認することをお勧めします。Status プロパティが msoSyncStatusError の場合は、ErrorType プロパティで発生したエラーの種類に関する追加情報を確認します。

次の使用例は、現在開いているローカル バージョンと併せて、共有ドキュメントのサーバー コピーを開くかどうかを確認するメッセージを表示します。

    Dim objSync As Office.Sync 
    Dim lngChoice As VbMsgBoxResult 
    Set objSync = ActiveDocument.Sync 
    lngChoice = MsgBox("View server copy?", _ 
        vbQuestion + vbOKCancel, "Open Server Version?") 
    If lngChoice = vbOK Then 
        objSync.OpenVersion msoSyncVersionServer 
    End If 
    Set objSync = Nothing 

関連項目

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。