適用対象: ✅Microsoft Fabric✅Azure データ エクスプローラー✅Azure Monitor✅Microsoft Sentinel
dcount
がと評価されるレコード内のtrue
の中間結果を計算します。
基になるアルゴリズム* (HyperLogLog) と推定正確度について詳細を表示します。
Note
この関数は、summarize 演算子と組み合わせて使用します。
構文
hll_if
(
expr, predicate [,
accuracy])
構文規則について詳しく知る。
パラメーター
件名 | タイプ | Required | 説明 |
---|---|---|---|
expr | string |
✔️ | 集計計算に使用される式。 |
述語 | string |
✔️ |
Exprレコードをフィルター処理して、dcount の中間結果に追加するために使用されます。 |
精度 | int |
速度と精度のバランスを制御する値。 指定しない場合、既定値は 1 です。 サポートされている値については、「 Estimation accuracyを参照してください。 |
返品
Predicate がに評価されるtrue
の個別のカウントの中間結果を返します。
Note
- hll()、hll_if()、およびhll_merge() の結果を格納し、後で取得できます。 たとえば、日単位の一意のユーザーの概要を作成し、それを使用して週単位のカウントを計算できます。 ただし、これらの結果の正確なバイナリ表現は、時間の経過と同時に変化する可能性があります。 これらの関数が同一の入力に対して同じ結果を生成する保証はないため、それらに依存することはお勧めしません。
-
hll_merge
関数を使用して、複数のhll
中間結果をマージします。hll
出力でのみ機能します。 -
dcount_hll
を使用して、hll
、hll_merge
、またはhll_if
集計関数から個別のカウントを計算します。
例
次のクエリでは、アイオワ州とカナス州の一意の洪水イベント ソースの数が表示されます。
hll_if()
関数を使用して、洪水イベントのみを表示します。
StormEvents
| where State in ("IOWA", "KANSAS")
| summarize hll_flood = hll_if(Source, EventType == "Flood") by State
| project State, SourcesOfFloodEvents = dcount_hll(hll_flood)
出力
都道府県 | SourcesOfFloodEvents |
---|---|
KANSAS | 11 |
アイオワ州 | 7 |
推定精度
精度 | 速度 | エラー (%) |
---|---|---|
0 | Fastest | 1.6 |
1 | Balanced | 0.8 |
2 | 低速 | 0.4 |
3 | 低速 | 0.28 |
4 | 遅い | 0.2 |
関連コンテンツ
- 集計関数の種類 一目で
- hll() と tdigest() の使用
- hll() (集計関数) を する
- hll_merge() (集計関数)