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文字列の未定義の部分の切り捨て

エラー メッセージを生成する代わりに UNICODE 文字列をメインフレーム データ表現に変換するときに、トランザクション インテグレーター (TI) ランタイム環境で未定義の文字が切り捨てられるよう、文字列のプロパティを定義できます。 これを行うには、TI プロジェクトの文字列の [ホスト定義] タブ (プロパティ ページ) の [エラー処理] で [切り捨て] をクリックします。

切り捨てが有効になっている場合、TI ランタイム環境では、文字列を拡張バイナリ コード 10 進交換コード (EBCDIC) または 2 バイト文字セット (DBCS) 文字文字列に変換するときに、文字列の以前に指定したディメンション値に文字数を制限します。

混在した文字列に変換すると、TI ランタイム環境では、すべてのシフトアウト (SO) 文字に一致するシフトイン (SI) 文字が確実に含まれます。 DBCS文字が連続するストリームの途中で切り捨てが行われる際には、終了記号としてSI文字が追加されます。 また、TI ランタイム環境では、SI 文字を追加するときに部分的な DBCS 文字が残らないようにします。

文字列に空白の埋め込みと切り捨てが指定されている場合、TI ランタイム環境では、終了 SI 文字を追加した後に EBCDIC スペース文字を追加することが必要になる場合があります。

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