概要
Client-Based BizTalk Adapter for WebSphere MQ (MQSC アダプター) は、BizTalk Server向けに設計されており、すべてのBizTalk Serverコンポーネントとツールで動作します。 アダプターを使用すると、次の操作を行うことができます。
Windows またはその他のオペレーティング システムで実行されているリモート キュー マネージャーと、BizTalk Serverから直接通信します。
BizTalk Serverから MQSeries リモート・キュー定義、ローカル・キュー、伝送キュー、および別名キューにメッセージを送信します。
MQSeries 伝送キュー、ローカル・キュー、および別名キューからメッセージを受信します。
クラスター化 MQSeries キュー・マネージャーをサポートします。
クラスター化された BizTalk サーバーをサポートします。
待機間隔で MQSeries キューをポーリングします。
このアダプターの静的、動的、Solicit-Response 送信ポート、および静的受信場所を構成します。
メッセージの送信と受信のどちらも、コンテキスト プロパティをヘッダー プロパティにマップします。 BizTalk コンテキスト・プロパティーを使用して、MQSeries ヘッダー・プロパティー (MQMD、MQXQH、MQCIH、MQIIH を含む) にプログラムで簡単にアクセスできます。
MQSeries キューからバッチでメッセージを受信します。
MQSC アダプターは、次の処理も行います。
相関 ID を使用して、BizTalk Serverまたは MQSeries との相関を有効にします。
メッセージの順序指定された配信を提供します。
リモート MQSeries キュー・マネージャーとの安全な通信のためのセキュア・ソケット層 (SSL) のサポートを提供します。
MQSC アダプターは、Server-Based Microsoft BizTalk Adapter for WebSphere MQ (MQSeries アダプター) と共存できます。