接続文字列情報を作成するには、DB2OdbcConnectionString
やDB2OleDbConnectionString
など、IConnectionString
クラスから派生したオブジェクトを作成する必要があります。 文字列を作成したら、関連付けられているプロパティを使用して、文字列の保存、変更、または情報の取得を行うことができます。
接続文字列情報を取得および変更する
指定した接続文字列を含む .udl ファイルのファイル パスを使用して、特定の種類の接続文字列コンストラクターを呼び出して、新しい接続文字列を作成します。
または、指定した
ConnectionString
型のReadUDL
を呼び出すことができます。ConnectionString
クラスの多くには、使用できるClone
メソッドもあります。Clone
は現在のインスタンスをアクティブ メモリに読み込むのではなく、後で変更してディスクに保存できるコピーを作成します。現在インスタンスがある接続文字列からデータを取得しようとしている場合は、
Load
を呼び出すことができます。 たとえば、新しい接続文字列を最近作成し、Save
呼び出した場合は、オブジェクトのLoad
を再度呼び出すことによって、ストレージからアクティブ メモリにオブジェクトを取得できます。存在しないファイルを記述するパスを使用する場合、システムは記述されたパスを使用して .udl 新しいファイルを作成します。
GetString
を使用するか、関連するプロパティにアクセスして、現在のインスタンスから接続データを取得します。GetString
を使用すると、接続文字列を標準のテキスト文字列のように操作できます。 これに対し、プロパティとして値にアクセスする方が、通常は単純で安全です。関連する値の表示または操作が完了したら、
SetString
を呼び出すか、適切なプロパティを設定して、オブジェクトに値を返します。完了したら、
Save
を呼び出してセカンダリ ストレージに変更を保存します。次のコード例は、接続文字列データを取得、変更、保存する方法を示しています。
static System.Exception ChangeCommentInUDL(string connString, string newComment)
{
try
{
IConnectionString udl = DB2OleDbConnectionString.ReadUDL(connString);
udl.Comment = newComment;
udl.Save();
System.Exception noException = null;
return noException;
}
catch (System.Exception ex)
{
return ex;
}
}